ISO 10012 は、ISO 9001 の計量計測機器管理の要求事項補完にも役立つ国際規格で、規格をうまく活用することで、製品の品質、生産性向上が期待できます。現在、ISO 10012 は改正作業が進められており、2025 年10 月頃に発行される予定です。セミナーでは、この改正情報もご紹介します。
講師は、この規格に関する執筆・講演等で幅広くご活躍中の中野廣幸氏です。
概要 | JIS Q 10012は、プロセス管理における適切な計測の実現を目的としています。同規格のJIS化WGの一員として同規格制定に貢献された中野廣幸氏を講師に迎え、概要解説、運用事例紹介を行います。 | |
レベル |
基礎 | |
対象 |
・「計測管理・品質保証ご担当の方 ・戦略的な計測管理をお考えの方 ・ISO 9001 審査員の方 |
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コース |
1日間 9:30~16:30 |
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開催地、開催方式 |
本社(ハイブリッド型) |
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講師 |
中野 廣幸 氏 中野計量士事務所所長。一般社団法人 愛知県計量連合会 理事、同 計量士部会 副会長。元パナソニックエコシステムズ㈱勤務。(一社)日本計量振興協会のISO 10012 規格JIS 化ワーキンググループの一員として同規格制定に貢献。現在、同協会ISO/JIS Q10012 調査研究委員会 委員長を務める。2016 年、経済産業省産業技術環境局長表彰を受賞。 |
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プログラム |
1. 関連規格の中での位置づけ ISO 9000 ファミリーの中での位置づけ、ISO/IEC17025 規格及び計量法における計測管理指針との比較から、ISO 10012 規格の目的を明確にします。 2.ISO/JIS Q 10012 規格要求事項の解説 各要求事項、用語の解説により、本規格が求める計測マネジメントとは何かを理解し、計測による顧客満足、安全及び安心の確保と、運用による経営上の利点を把握します。 3.ISO/JIS Q 10012 規格の運用事例の紹介 企業における実施事例を紹介します。また、既に第三者認定制度を導入している中国における適合認定制度について紹介します。 4.ISO/JIS Q 10012 規格の要求する測定の不確かさ ISO/JIS Q 10012 規格が求める“現場の計測における不確かさ”の意味を明確にし、その必要性と判定の基準を解説します。 |
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受講料(税込) | JEMIC計測サークル会員 | 31,900円 |
非会員 |
37,400円 | |
※JEMIC計測サークルの案内はこちら | ||
テキスト |
紙媒体でご提供します。 お一人様1冊ずつ、日本規格協会発行「JIS Q 10012:2011」(和文冊子)をお渡しします。 |
2025年度の開催は、次のとおり予定しています。
会場 |
日 程 | 開催方式 | 定 員 |
本社 | 2025年 11月28日(金) |
ハイブリッド型 |
24名 |
◆測定に必須の不確かさを学びたい方
不確かさの基礎
◆ISO/IEC 17025 試験所・校正機関認定制度に携わっている方
ISO/IEC 17025:2017 内部監査員研修
ご不明な点がありましたら、遠慮なくお問い合せ下さい。
Tel | ||
本社セミナー事務局 | kosyukai-tky@jemic.go.jp | 03-3451-1205 |