デジタル校正証明書等の発行について

デジタル校正証明書とは

デジタル校正証明書とは、「紙」で発行している校正証明書を電磁的発行により行った校正証明書であり、JEMICではPDF形式に変換し電磁的媒体として発行しています。なお、デジタル校正証明書には、当面の間データファイル(CSV等)は添付されませんのでご了承ください。

デジタル校正証明書のメリット

デジタル校正証明書はお客さまご自身で「紙」の校正証明書をスキャンする手間を省き、電磁的媒体は制限なく複製もできますので、パソコンを使用した標準器等の管理が容易になると同時に、校正結果を電子データへコピー&ペーストすることも可能となります。
お渡しする電磁的媒体のPDFは、セキュリティ面を考慮し、発行元のなりすましや内容の改ざん防止等の措置を施しています。

デジタル校正証明書の特徴

紙で発行している校正証明書とデジタル校正証明書は同等ものですが、同じもの(紙で発行した校正証明書をそのままPDFにしたもの)ではありません。それらの識別として、デジタル校正証明書の校正証明書番号は、紙で発行している校正証明書に記載している校正証明書番号の末尾に「D」を追記しています。また、デジタル校正証明書の電子ファイルを印刷しますと、「この証明書は電磁的方法により発行したものであり、印刷物は正式な校正証明書ではありません。」という文章が同時に印刷されます。

対象となる校正証明書類

JCSS校正証明書、JAB校正証明書、一般校正の校正証明書、トレーサビリティ体系図(2025年4月より全校正実施局所で様式統一)、標準器等校正証明書、標準器等使用一覧、適合判定報告書等

デジタル校正証明書等の見方

Adobe Acrobat(Reader等)での閲覧を推奨いたします。Adobe Acrobat(Reader等)以外のソフトウエアでの閲覧は、一部正しく表記されないことがありますので、注意してください。
Adobe Acrobat(Reader等)で閲覧をしますと、内容の改ざん等が行われていないことの確認及び発行元の証明を容易に確認することができます。

 

なお、この電子ファイルを印刷しますと、JEMICが発行する紙の校正証明書と識別するために、「この証明書は電磁的方法により発行したものであり、印刷物は正式な校正証明書ではありません。」という文章が、印刷されます。

なお、ファイル名の変更、ファイルのコピー、転送には問題ありません。

デジタル校正証明書等のセキュリティ

デジタル校正証明書等には、セキュリティ対策として、電子署名とタイプスタンプが施されています。Adobe Acrobat Pro等で修正しますと、改ざんされたファイルとなってしまいますので、注意してください。

申込方法

当面の間は、デジタル校正証明書を希望されるお客様だけに無料で発行いたしますので、申込をする際に、デジタル校正証明書を希望する旨とメールアドレスのご記載をお願いいたします。

なお、トレーサビリティ体系図等の副本類についても対応いたしますが、副本類だけのPDF化の発行はいたしませんので、注意してください。また、複数台のご依頼につきましては、個別に対応が可能ですので、お手数ですがそれぞれの依頼品について、指示をお願いいたします。

受取方法

デジタル校正証明書類の送付は、クラウドサービスを利用してお渡しいたします。 申込の際に記載していただいたメールアドレス(担当者様1名のみ)にURLとパスワードを送信いたしますので、記載のURLにアクセスしていただき、速やかにダウンロードをお願いいたします。

なお、デジタル校正証明書類の保存期間は1か月となっておりますので、ご注意ください。
クラウドサービスをご利用いただけない場合は、メールに添付してお送りすることも可能ですので、その旨をお知らせください
また、再発行については、発行から○年以内であれば、有料にてお受けいたします。

Q&A

見積又は申込の際にご依頼ください。ただし、校正終了後(紙の校正証明書発行)でもお申込みは可能ですが、その場合は有料となりますので、ご注意ください。

現在は、無料です。ただし、将来的にはデジタル校正証明書だけの発行となり、紙での校正証明書が有料となりますので、ご承知おきください。

デジタル校正証明書を希望された場合、一緒に申し込んだ副本類もデジタル化して一緒に発行いたします。ただし、デジタル校正証明書を申し込まず、副本類だけのデジタル化はお受けできません。

対応可能です。ただし、複数台の計測器の中で、デジタル校正証明書を希望するものとしないものを分けることはできませんのでご承知おきください。

クラウドサービスをご利用できない場合は、申込の際、その旨をご連絡ください。メールに添付してお送りいたします。

有料にはなりますが、可能です。

保存期間は1か月です。

URLとパスワードは、申込の際に記載していただいたメールアドレス(担当者1名のみ)にだけお送りしますので、それらを共有すれば、何人でもアクセスできます。

URLとパスワードは、申込の際に記載していただいたメールアドレス(担当者1名のみ)にだけ送付することになります。

JEMICとしましては、特に制限しておりません。

セキュリティ対策(電子署名とタイムスタンプ)が施されていますので、自分で加筆・修正しますとそれらが壊れ、改ざんに該当してしまいます。校正証明書を加筆・修正が必要な場合は、お問い合わせください。

校正終了後(紙の校正証明書発行)でもお申込みは可能ですが、その場合は有料となりますので、ご注意ください。

校正に係る証明書類は全てデジタル化が可能です。

1書類1電子ファイルとなります。例えば、校正証明書とトレーサビリティ体系図をお申し込みいただいた場合は、2つの電子ファイルが発行されます。なお、複数の電子ファイルの内容がわかるように一覧表を保存しておりますので、参考にしてください。

デジタル校正証明書類の保存期間である1か月を過ぎてしまった場合、発行いたします。しかし、ダウンロード後は自由に複写をしていただいて構いませんので、基本的に再発行は不要だと思います。従いまして、保存期間1カ月を超えないよう、早めにダウンロードをすることをお勧めします。

問題ありませんが、デジタル校正証明書の電子ファイルを印刷しますと、「この証明書は電磁的方法により発行したものであり、印刷物は正式な校正証明書ではありません。」という文章が同時に印刷されます。

しています。以下のHPでご確認ください。

2025年4月1日以降の受付分からの対応になります。

 

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