テクニカルコラム

ECHONET Lite規格とECHONET Lite AIF仕様について

「おはよう」と声をかけると、ロールスクリーンが上がって、清々しい太陽の光が部屋を照らし、エアコン、テレビ、照明に電源が入り、ポットのお湯も沸いて一日の生活が始まる。昭和の時代、未来の一般的な生活として、このようなワンシーンが描かれていたことを思い出します。

21世紀の現在、昭和からみれば、まさに未来の時代となりましたが、残念ながら先ほどのような生活が一般的とまではなっていないと思います。

しかし、現実にはこのようなワンシーンは再現できるのです。家電製品や住宅設備機器が、さまざまな方法を用いて、宅内ネットワークにつながってシステムを構築することで実現できるのです。

家電製品や住宅設備機器で宅内ネットワークにつながるものは、「IoT家電」や「スマート家電」等と呼ばれ、様々な企業が販売していますが、特定のメーカー同士でないとシステムを構築できないこともあります。

特定のメーカーに縛られずにシステムを構築できれば、幅広いシステムを構築することも可能です。その方法のひとつとして、通信規格にECHONET Lite規格及びECHONET Lite AIF仕様に準拠した製品を開発することがあります。

ECHONET Lite規格は、100種類以上のセンサ―や住宅設備等を対象として策定し、相互接続性を実現していることから、メーカーを問わずにシステムを構築するマルチベンダー環境を提供しています。また、HEMS(Home Energy Management System)の公知な標準インターフェースとしても推奨されており、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)のエネルギー管理装置等に導入されています。

ECHONET Lite AIF仕様は、ECHONET Lite規格の対象機器のうち、(一社)エコーネットコンソーシアムが重点機器と定めたスマートメーター、家庭用エアコン、太陽光発電等の10種類以上の機器について、ECHONET Liteの具体的な使い方を定めて、相互接続性を高めています。

ECHONET Lite規格及びECHONET Lite AIF仕様は、(一社)エコーネットコンソーシアムが策定・管理を行っており、これらの規格や仕様に準拠した製品と明言するためには、(一社)エコーネットコンソーシアムが認定した試験機関と認証機関による試験(一部機器は自己適合試験扱い)と認証を受ける必要があります。

JEMICでは、認定試験機関及び認定認証機関として、ECHONET Lite規格及びECHONET Lite AIF仕様の認証・試験サービスを提供しております。

ECHONET Lite規格やECHONET Lite AIF仕様の導入を検討されている事業者やご興味をお持ちになった事業者等の皆様におかれましては、是非、お問合せください。 (2020.3 I)

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